1月のパスタ会

これは「ロリギッタス」と呼ばれる、イタリアのサルデーニャ島の中央部に位置する、モンゴンジョリーという小さな町に伝わるパスタです。

名前の由来は以下のとおり。

ロリーガ(楕円形の指輪)から派生した植物の蔦を意味するロリギッタ。ロリギッタスはその複数形。長細く伸ばしたひも状の生地を指に巻き付け更にねじる作業を繰り返して作ります。


言われれば、確かに蔦が絡まってねじれている形をしている。
だけど、このかたちを作るのにどんな風に手を動かすのだろう?と不思議で仕方がなかったのですが、理屈がわかるとなる程と。

作ってみた私のイメージとしては、縫い物の運針のような手の動きです。

とは言え、なかなか手間のかかるパスタです。これまで作ったパスタで1番大変だったかな?

参加者の皆さんよく頑張ってくれました。
ありがと〜❣️

あさりと海老のスープが美味しくできて良かったです。編み込みに染み込んで美味しい。

Recipe Adventure

〜旅して、作って、食べて〜 南イタリアのかかとプーリア州で出会った田舎の家庭料理は、クッチーナポーヴェラと教えられました。 海には海の食材、山には山の食材。マンマは手近に入る食材を使う以外の選択肢がなく、また台所も充分な設備などない。経済的裕福は無くとも家族への愛情があるが故、知恵と工夫を凝らして毎日の食事を作る。心に沁みるほど美味しい。そんなクッチーナポーヴェラに魅せられ料理冒険が始まりました。