11月のパスタ会

「小さな帽子」の形をした詰め物のパスタを作りました。
イタリア中部、エミリア・ロマーニャ州の伝統的な手打ちパスタです。
名前の由来は、カッペロ=帽子と言う事でなんとも可愛らしい形です。
小さく作ってスープの中で茹でていただきます。
カッペレッティのブロードは、ふた晩発酵調味料に鶏むね肉を漬け込んでおき、その肉を調味料ごと熱湯に入れ少しポコポコ加熱したら、あとは余熱で肉に火を通します。
出来たお肉はスライスしてハムにして、
トンナートソース(簡単に言うとツナマヨネーズ)を添えて一品にします。
そして、残ったブロードにカッペレッティを入れて茹であがれば出来上がり。

マンマの料理ってこう言うところが無駄が無くて、生きていく、食べるってこうよね!と思うのです。

Recipe Adventure

〜旅して、作って、食べて〜 南イタリアのかかとプーリア州で出会った田舎の家庭料理は、クッチーナポーヴェラと教えられました。 海には海の食材、山には山の食材。マンマは手近に入る食材を使う以外の選択肢がなく、また台所も充分な設備などない。経済的裕福は無くとも家族への愛情があるが故、知恵と工夫を凝らして毎日の食事を作る。心に沁みるほど美味しい。そんなクッチーナポーヴェラに魅せられ料理冒険が始まりました。