9月のパスタ会の様子

この日はお二人の参加者様にレスッスンしました。

パスタ生地は、小麦粉と卵を使うタイプ。

水分量が、ちょっと違うだけでも捏ねるのが難しくなるので、私も未だに苦戦することがありますっ。

でも今日のお二人さんは、そんな心配もなく捏ね上げてくださったので感動☆

生地を寝かせている間に、パスタソースをしこみます。

エオリア式ペスト、いわゆるジェノベーゼソースの様なもので、特徴はケイパーとアンチョビを使うところです。

イタリア、シチリア半島の上あたりに位置する島々 エオリア諸島の名産にケイパーがあり、他のところと比べるとケイパーの蕾のサイズが大きいそうです。

見たことも、食べたこともないので、想像しながら作りましょ~

乳鉢にすべての材料を入れて、地道に叩いてペーストにします。

これ大変そうに思いますでしょう?でもハーブのいい香りがするので、癒しなんですよ❣


続いて、パスタ生地の成形。これがメイン作業。はじめは出来る気がしな~い!って言ってましたが、だんだん慣れてきて割り当て分は全て完了。素晴らしい☆

最後、パスタを茹で、先ほどのペーストのボウルにパスタのゆで汁を少し加えて、パスタと乳化させて出来上がりです。

作りたての生パスタは2~3分くらいで茹で上がります。

こんな感じです。

時間内に出来上がってよかった~

味も美味しいと言いていただけたので、次回のレッスンも喜んでいただけるようにしたいです。

では、次回10月24日 コンキリエです。

お楽しみに!



Recipe Adventure

〜旅して、作って、食べて〜 南イタリアのかかとプーリア州で出会った田舎の家庭料理は、クッチーナポーヴェラと教えられました。 海には海の食材、山には山の食材。マンマは手近に入る食材を使う以外の選択肢がなく、また台所も充分な設備などない。経済的裕福は無くとも家族への愛情があるが故、知恵と工夫を凝らして毎日の食事を作る。心に沁みるほど美味しい。そんなクッチーナポーヴェラに魅せられ料理冒険が始まりました。